パシフィコ横浜で開催中の楽器フェア2009に行ってきました。
Snow Leopard DTM関連ソフト動作確認
Snow Leopardが届いたので、早速MacBook(Late 2008 MB467J/A)の方にインストールしてみました。
インストール自体は40-50分程度で完了。特に問題もなくスムーズに終わりました。
その後各種ソフトの動作確認を行ってみましたが、今のところCubase 5、Amplitube 2、SampleTank等では大きな問題は発生しませんでした。
Rosettaが標準ではインストールされないようで、tracktion 2.1等の一部の古いソフトの起動にはRosettaのインストールを必要とされる場面がありましたが、インストールは自動的に行われる上、動作上も特に問題はないようでした。
なお、直接DTMとは関係がありませんが、SubversionクライアントのSCPluginがSnow Leopardでは認識されないようです。SCPluginに限らず、Finder関係のプラグインは動かない可能性があるので、少し注意が必要です。
ほかのソフトに関しても動作を確認次第、どんどんアップしていこうと思います。
OS X 10.5.7へのアップデート
先日Mac OS Xの10.5.7がリリースされたため、アップデートして見ました。マシンはCore2DuoのアルミiMacです。
アップデートに関して不具合も多数報告されているようですが、当環境(iMac / 10.5.6から10.5.7へ)ではソフトウェアアップデート経由で問題なくアップデートできました。
普段使用している機材/ソフトの動作を試してみたところ、EDIROL-FA66、Cubase 5、BFD2、T-RackS3、SampleTank 2.5は当環境ではいずれも動作しました。一方でKONTAKT 2は残念ながら今のところスタンドアロン/VSTiともに起動しませんでした。NI Service Center経由で調べてみたところ、5月26日現在まだKONTAKT2のアップデート/パッチは公開されていないようです。既に3がリリースされて時間が経つのでもしかするとこのままパッチがリリースされない可能性もありますが、今後リリースされることに期待したいです。
10.5.7に関しては、一部の外付けハードディスクや外部ディスプレイにおいても不具合が発生しているようなので、現時点ではアップデートは慎重に検討したほうがよさそうです。
※ソフトウェア/ハードウェアの動作状況は環境によって異なりますので、注意してください。
今日はThe Steinberg Day 2009
本日2009年5月23日は六本木ラフォーレミュージアムにてThe Steinberg Day 2009が開催されるようです。
Cubase 5はもちろん、Native Instruments等のSteinberg以外のサードパーティ製のVSTに関しても実際に会場で体験することができるようです。既に予約は埋まってしまったようですが、浅倉大介氏によるライブも開催される模様。また、来週30日には大阪OBP 円形ホールでも開催されるようです。
Steinbergオリジナルグッズも手に入り、しかも入場無料ということなのでSteinberg派の方々は是非参加されてみてはいかがでしょうか。
BFD2 v2.1 レビュー
ドラム音源の定番BFDが2.1にバージョンアップされたので早速使ってみました。Load On Demand機能やプレビュー機能などアップデートされた点はいくつかありますが、目玉はなんといってもPSP Vintage WarmerとOverloud BreverbのBFD特別版の搭載。以前のエントリにも書いた通り、BFD2になってからBFD上でドラムの音作りが出来るようになりました。BFD1.xの時代も全部のパートをパラで書き出すことでDAW側でエフェクトをかけて音作りをすることはできましたが、BFDの中だけで音作りを完成させてツーミックスの状態でDAWに送るようにできるとDAW側のミキサーがすっきりして作業効率が上がります。BFD2のミキサーは非常によく出来ているし、ドラムの音作りに必要なエフェクターも最適化されたものが揃っているのでDAWで自分でエフェクタを選んでパラメータをゼロから設定していくのに比べて作業が簡単です。
そこに今回Vintage Warmer、Breverbという二つのエフェクターが加わった事によってさらに強力になった感じです。特に、ご存知の通りVintage Warmerといえばリミッターの定番。単体で購入すると2万円以上するので、BFD専用とはいえ無料で搭載されたのは非常にうれしいですね。早速使ってみましたが、真ん中のDriveノブを右に回すだけでいい感じに音圧がでてきて、下手にコンプを重ねなくてもこれ一つである程度のレベルまでは音圧を得る事ができます。素晴らしい!
BFD2ユーザの方は無料でアップデートできるので、是非今すぐアップデートしましょう。2.1で保存したプロジェクトは2.0では読めなくなってしまうということなので注意してください。
ちなみに、BFD2は2009年6月30日までの期間限定で通常価格から2万円程度割り引かれて販売されているようです。
定番ドラム音源 BFD2.1 (2009年6月30日までの期間限定価格です) ●FxPansion BFD2 **期間限定特価**【数量限定!Groove Monkee MIDI ライブラリ無償ダウンロー… |
2009.05.04 – 2009.05.08のニュース
DTM作曲コンテストからのお知らせ » アレンジ選手権 開催要項
DTM作曲コンテストの次のコンテストは「アレンジ」がテーマになるようです。メリーさんの羊、アメイジンググレースの二曲が課題曲。はたしてどうなることでしょうか。
[お知らせ] ELASTIK 1本購入で、もう1本プレゼント・キャンペーン 残り2日間!!:メディアファージ事業部 ブログ
ELASTIKシリーズを購入すると、一本プレゼントされるキャンペーンが明日10日まで実施されているようです。
Cubase5
既に色々なところでレビューされていますが、Cubase5が届いてしばらく使ってみたのでレビューしてみます。
VariAudioの威力はすごい
今回のアップデートの最大の目玉はなんといってもヴォーカル編集/修正機能でしょう。VariAudioとPitchCorrectというツールが新しく搭載されています。(VariAudioはCubase5のみ)そして、このVariAudio機能の使いやすさは最高です。
ピッチ補正ツールとしては、Melodyne等のツールが存在しますが、VariAudioはDAWの機能の一部として用意されているため、使い勝手がかなりよいです。VariAudioを使ってできるのは、ピッチとタイミングの補正ですが、タイミングの補正(ストレッチ)機能の使い勝手も、Cubase 4に比べて使いやすくなっています。なお、ピッチ補正は単音に対してしか行う事はできません。
音質も悪くなく、ボーカル曲の編集をやる方であればこれだけでもバージョンアップの価値があると思います。
コンヴォルーションリバーブ REVerence
新しく搭載されたVSTの一つであるREVerenceはコンヴォルーションならではの奥行き感のあるリバーブです。ソロパートで聴くとかなりリッチな感じのリバーブを得られますが、他のパートとミックスさせたときにうまい具合に調和させるのが少し難しく感じられました。使いこなせるようになれば非常に強力そうですが、残念ながら自分はまだ使いこなせていません。
負荷も問題なし
機能が増えた事で、負荷がどの程度大きくなるかが気になっていたのですが、体感的にはCubase 4に比べて特別重いと感じることはありませんでした。VariAudioでピッチ補正/タイミング補正をかけている状態でも、特に負荷は気にならないレベルでした。
小さなバグがいくつか
Mac版では、小さなバグがいくつか存在しています。ドラムエディタでノートを消したときに、なぜか消したノートの左半分だけが画面上に残ってしまったり、Cubase 4時代に作成した特定のプロジェクトを読み込もうとすると落ちたりすることがあります。
それ以外の部分では比較的安定して動いています。
インターフェイス等に大きな変化はなし
Cubase 4に比べて、インターフェイス等で大きな変化はありませんでした。細かい部分で変更になっている箇所もありますが、4に慣れたユーザであればすぐに使えるようになると思います。逆に言うと、Cubase 4の時点でDAWとしての使い勝手はある程度のクオリティに達してしまった感があり、オーディオの編集部分以外においてはCubase 4のままで十分な感じもします。
結論:買うならCubase 5
一週間程使ってみた感じでは、4から5へのバージョンアップで劇的に変化した部分はVariAudioとREVerenceの二つだと感じられます。この二つは下位エディションであるCubase Studio 5には付属していません。そのため、バージョンアップを検討している方は、少し値ははってしまいますがCubase 5にした方がよいのではないか、というのが一週間使ってみた感想です。
なお、バージョンアップ/アップグレードに関してはYamahaでユーザ登録をされている方は
http://steinbergverup.yamaha.co.jp/product/0901cubae5.html
から特別価格でバージョンアップ/アップグレードできます。
Cubase 5 (通常版) | |
Cubase 5 (アカデミック版) | |
Cubase Studio 5 (通常版) | |
Cubase Studio 5 (アカデミック版) |
音圧に関するおすすめの本 – 音を大きくする本
なにげなく本屋で手に取った本がとてもわかりやすくてよい本だったのでご紹介します。その名もずばり「音を大きくする本」。いかにミキシング/マスタリングで音圧を稼ぐか、について丁寧にわかりやすく説明されています。簡単に手に取れるサイズで、1時間程度で読めてしまうのでコンプの使い方などで悩んでいる方などにおすすめです。
音圧至上主義には賛否両論ありますが、一度やり方を習得した上で好みの音圧まで下げていく、というのがよいのではないかなと個人的には考えています。
Cubase 5が発表されました
Steinbergのホームページ上でCubase 5 / Cubase Studio 5の情報が公開されました!音程編集プラグインなどが新たに搭載されているようです。細かい部分では、他のDAWにデータをうつすときに便利なマルチチャンネルエクスポートの機能が搭載されたようです。技術的な面では、Mac版がCarbonフレームワークからCocoaフレームワークベースへ変更になっているようです。
GarageBand ’09が登場
iLife ’09の登場に伴い、GarageBandもバージョンアップが行われました。
大きな変更内容は、レッスン機能の追加とギター録音関連機能の充実です。近年注目を集めているPC上で動作するアンプシミュレータ機能/エフェクタが搭載されています。GarageBandならではの簡単な操作性を持ちながら、数種類のモデリングアンプが用意されているようです。
デモサウンドがアップルのホームページにて試聴できます。