宅録ワンポイントテクニック

録音した歌・楽器がショボく聞こえる

2007/05/02 12:20:34

打ち込んだ音というのは、基本的にはリズム・音程ともに正確なタイミングで鳴ります。
しかし、人間の歌や弾いた楽器の音は、どうしても若干リズムがよれてしまったり、音程がずれてしまったり、音量がそろわなかったりすることがあります。
基本的には、録音前に十分な練習をすることでこれらのミスを防ぐのが一番ですが、どうしてもしっくりこない場合の裏技として、録音したフレーズと同じフレーズを打ち込んでかぶせてしまうといった方法があります。

録音したギターに対してなるべくギターに近い音であまり目立たないようにかぶせてしまうのもありですし、逆に歌に対して鉄琴・オルゴール系の音をかぶせてしまうのもありです。
特に違った音色の音をかぶせると、聴いたときの印象もかなり変わってくるので色々試してみるとよいでしょう。

エフェクターをかけるタイミング

2007/04/26 15:05:25

ギターやベースを録音する際にはエフェクターを利用することも多いのではないかと思います。

DAWをベースとした音楽製作では、エフェクターをかけるタイミングは大きく分けて二つあります。
一つは、エフェクターを通した音を録音するという掛け録り、もう一つはエフェクトを通していない音を録音して、ミックスの段階でエフェクターを掛ける後掛け
両方ともメリット・デメリットがあるので、これらを上手く使いわけることが大切です。

掛け録りのメリット

  1. 実際に演奏しながら、エフェクターを通した音がどのようになるのか確認できる。
  2. さらに、エフェクトの係り具合を演奏に反映できる(ワーミーやワウとの組み合わせなど)
  3. ミックスの作業中にエフェクトの負荷がかからない

掛け録りのデメリット

  1. 後で気が変わってもエフェクトを掛ける前の音に戻すことができない
  2. そのため、ミックスでの音作りの幅が狭まる
  3. どうしても音を変えたい場合はもう一度録音しなおす必要がある

後掛けのメリット

  1. ミックスでの音作りの幅が広い
  2. 録音しなおすことなく色々なエフェクトを掛けて効果を確かめることができる
  3. 他のトラック・パートとのバランスを考えてエフェクトの係り具合を調整できる

後掛けのデメリット

  1. 演奏中(録音中)、具体的にどのような音になるのかを把握できない
  2. トラック数、掛けるエフェクトの数が多くなると負荷が大きくなる

リバーブやディレイ、コーラスやフェイザーなどは後掛けでかけると他のパートと調和させることができるので便利です。
それに対して、ディストーションやコンプレッサーなど、エフェクターを通した音を前提にプレイをする楽器については、掛け録りで録音したほうがプレイヤーが音のコントロールをしやすくなり、自然なプレイが録れることがあります。

音楽製作とパソコン

2007/04/24 13:21:36

宅録の作業を主にパソコン(DAW)を使って作業している方は、トラック数が増えた時、エフェクト数が増えたとき、最新のインストゥルメントを使っているときなどに処理が重いと感じることがあるかもしれません。
処理が重いと感じる程度であればまだ作業はできるかもしれませんが、処理が間に合わずMIDIトラックの音が再生されなかったり・もたつく、全体の音がずれてしまったりするような場合ではもはや作業を続けるのは困難です。
さらには、処理が特別重いと感じないようなときであっても、突然他のアプリケーションのダイアログがでてきたり、自動アップデートなどがはじまりCPU負荷が高まり、DAWにも影響がでてしまうこともあります。
ただ、むやみにパソコンの設定をいじってしまうとセキュリティ上の問題が生まれてしまう可能性があるので、以下のような点に注意してみましょう。

自動アップデート機能

最近では常時接続が当たり前となったことなどから、OSをはじめ様々なソフトウェアが自動的にパソコンが起動している間にソフトウェアの更新がないかをチェックし、更新があった場合は自動でアップデートをしてくれます。
特にアンチウィルス関連のソフトは、セキュリティ上の問題からも特に頻繁にデータベースの更新などを行っています。
この自動アップデートは非常に便利なのですが、その反面予期せぬところで処理が始まり負荷が発生してしまうことがあります。
場合によっては、オーディオトラックの録音中にいきなり自動アップデートが始まり、DAWが一瞬フリーズしてしまった、なんてことが起こってしまいます。

以上のようなことから、各プログラムの自動アップデート機能をオフにしている方も沢山いると思います。
自動アップデート機能をオフにすることで、DAWソフト以外の負荷を減らすことができるので、確かに効果があります。
しかし、当たり前ですが自動アップデートがオフになっている場合、もし今使ってるソフトに致命的なバグがあった場合でも、ソフトウェアが修正されません。
また、ウィルスのデータベースが更新されない場合、新しいウィルスが登場した際にそのウィルスに感染してしまうリスクが高まります。

なので、音楽製作の作業が終わったらなるべく自動アップデート機能はオンに戻しておくか、手動でアップデートを行うようにしましょう。

いっそ、ネットワークから孤立させてしまう

究極の方法としては、音楽製作用のマシンを完全にネットワークから孤立させてしまうという方法があります。
物理的にもインターネットにつなげていない状態では、自動アップデートもできませんし、インターネット越しにやってくるウィルスの心配もありません。(CDなどで移したデータにウィルスが感染していた場合は防げませんが)

そもそも、まずOSを完全にクリーンな状態にし、音楽関連のソフトだけをインストールし、専ら音楽製作専用のマシンにしてしまい、完成したデータだけをCD-RやUSBメモリーで他のマシンに移し、ウェブへの発信などは他のマシンから行うというようなことをできれば、負荷の面でもセキュリティの面でもかなり安全です。
現実的には今時インターネットにつながらないパソコンを使うというのは意外とストレスがあるものですが…。

マイクスタンド

2007/04/23 12:21:29

ヴォーカルやギター、ピアノにドラムなど、様々な音をマイクで録音する際にマイクスタンドを利用することは多いと思います。
マイクスタンドを使わなくても適当なところにマイクを置くスペースがあれば録音することはできますが、音源に対して最適な位置を求めて調整するのが難しかったり地面づたいに余計な雑音を拾ったりしてしまうので、本格的に録音をしたくなったらマイクスタンドはあると便利なアイテムです。

さて、このマイクスタンドですが数千円のものから数万円程度のものまで沢山の商品があります。
もちろん高級品ほど細部のつくりなどがしっかりしてくるのですが、予算に余裕がない場合なかなかマイクスタンドに数万円をかけるのも難しい…ということで、手ごろな価格で自分の用途にあったマイクスタンドを選ぶ際のポイントを簡単にご紹介します。

形・大きさ
マイクスタンドには色々な形があります。
二本のパイプからなり、角度・長さを調整して使うことができる標準ブームスタンド、真上に軸が伸びているストレートスタンド、机の上などでナレーションなどの録音にも便利な卓上スタンド…
これらはなにを録音するのかによって向き不向きがあります。
ヴォーカルやアコースティックギターやドラムを録音するような場合は標準的なブームスタンドを使うのが一般的ですが、各商品の説明に「どのような楽器の録音に最適か」といったような表記があることも多いので、そちらを参考にしましょう。

重さ
マイクスタンドは意外と重たくて運ぶのが面倒です。
軽い商品も存在します。
しかし、この重さが意外と重要な要素であったりします。
特にブームスタンドではスタンドの三つの足の中央から外れたところにマイクがセットされるため、あまりに軽いスタンドでは重たいマイクがセットされたときに踏ん張りがきかなく不安定になってしまうことがあります。
なので、安定を求める場合は若干重めのしっかりしたものを買うといいでしょう。
あまりに巨大で重いものは、家の中で使うには少し邪魔になってしまうこともありますが…。

その他
他には、マイクホルダー(スタンドの先端でマイクを取り付けるホルダー)が付属しているか、マイクホルダーを取り付ける部分のねじの直径は何インチか、などを確認しておくと便利です。

ドラムの音をあげるとピークランプがついてしまう

2007/04/22 15:03:04

ドラムは非常に音量のダイナミックレンジが広いパートです。
そのため、ミキシング時でも音量を上げるとすぐに曲全体の音量がピークに達してしまうことがよくあります。

解決策として一般的にコンプレッサーを使うことが多いのですが、そこでさらにリミッターを組み合わせるとさらに効果的です。
はじめにコンプレッサーで大まかにピークを抑えた後に、それでも局地的に飛び出てしまっているような箇所をリミッターでずばっとカットしてしまいます。

もちろん、リミッターを深く掛けすぎると音が割れてしまったりモコモコしてしまうので、リミッターのスレッショルドレベルは高めの数値に設定します。

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